2006年05月14日

Phoenix/It's Never Been Like That

2006年、最重要アルバム(少なくとも個人的には間違いなく)の一つである、Phoenix(フェニックス)の3rdアルバムが発売されました。以前の記事でも簡単に書きましたが、彼らはフランス発のバンド。フランスの方は、母国語に誇りを持っているため、音楽でもフランス語の曲が多いのですが、彼らはポップミュージックという広大な土壌をそのベースとしているため、英語で歌われています。

このアルバム早速購入したのですが、「イイ!!」。ほんとうに非常に素晴らしいアルバムになっています。様々な音楽をミックスしたミクスチャーともとも言いたくなる1st、内省的な2ndと、彼らのセンスにすでに虜になっていたのですが、本作ではそのポップセンスが過去最高に爆発しており、最高傑作になっていると言ってよいと思います。

今までの作品と明らかに異なるところは、LIVE感です。明らかにライブで盛り上がることを意識したナンバーが続き、いやでも胸が湧き躍ります。そして、それだけで終わらないのが彼らの不思議な魅力です。透き通ったボーカルに起因するかもしれないのですが、一曲一曲が季節感を感じさせるのです。そして本アルバムで貫かれているのは「初夏」の空気感。1stもそうした流れで作られた作品でしたが、そのいいところを凝縮したのがこのアルバムといえます。

典型的なのはDONE TIME TOO MANY。初夏の夕暮れを感じさせる、哀愁漂うポップソングです。このアルバムで私が最も好きな曲ですね。胸が熱くなるメロディを軽やかにうたいます。このアルバム自体の特徴でもあるのですが、今までにないようなシンプルなアレンジで、それが曲のよさを引き立てています。リードトラックであるCLONG DISTANCE CALLも最高!Phoenixお得意のシンセサウンドが鳴らされる、もっとも彼ららしい曲です。「こんなの初めてだ」と連呼する、美しいサビが非常に印象的ですが、彼らの衝動が伝わってくる気がします。この2曲を含んだ@からDの流れはほんとうに素晴らしく、涙が出そうになります。

ラストのHIの流れも今作を象徴するようなダイナミックなロックサウンドで、個人的にはこの展開に拍手を送りたくなります。そうだ、ポップミュージックはこうでなくっちゃ。ボーカル、トマの感情的な歌唱法もアルバムを通して大変頭に残ります。

これまで、私にとってのPhoenixは、彼らの知名度がそれほどないことにも伴って、秘蔵っ子だったのですが、3rdを聴いて心からライブを見たくなりました。ほんとーうに残念なことにサマソニには行けなさそうなので、彼らの単独公演を喚起すべく、普及活動にいそしみます。彼らが素晴らしい作品を世に送り続けてくれますように。






It's Never Been Like ThatIt's Never Been Like That
Phoenix


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posted by mas at 00:56| Comment(0) | TrackBack(2) | Phoenix | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月28日

Phoenix/United

おしゃれで、ポップで、踊れるロックが聴きたい人には是非このアルバムを聴いてもらいたいと思います。フランス発のPhoenixというバンドのファーストです。

バンドサウンドでありながらも、打ち込みを多用した「心地良さ度」を最重要視した曲作り。透明感のあるボーカルがその曲にのった感じは、カクテルで言うとブルーハワイと言ったところでしょうか。まさしく夏仕様のアルバムだと思います。

キラーチューンが二曲おさめられています。一曲はAToo Young。パーティーに向かう若者たちのあの浮ついた昂揚する感じを表現した、名曲。もう一曲はCIf I Ever Feel Better。ここまでの涼しさを出すことができるんだと驚かざるを得ない程の、クールな仕上がり。打ち込みっぽいビートが心地良く響いてきます。

夏の終わりのB.G.M.にどうぞ。





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おすすめ平均 star
starかなり妙なバンドです。
star凄く良い
star期待以上に良かった

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posted by mas at 12:31| Comment(0) | TrackBack(0) | Phoenix | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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