2006年04月27日

レミオロメン/HORIZON

多忙のため、随分、更新が空いてしまいました・・・。忙しくても音楽を聴くことはやめられないので、色々と書きたいことはたまっているのですが、少しずつでも書いていこうかと思っています。

さて、近日レミオロメンの新作が発売されます。このレミオロメンというバンドについては、以前から書いてみたかったので、この機会に私の抱いている印象について書いてみようかと思います。

このバンドの魅力を一言で言えば、「誠実」という一言につきます。歌詞もしかり、濁りのない歌声もしかり。そして、率直に胸に飛び込んでくるメロディもそんな言葉で表せるでしょう。ただ、このバンドが他の数ある良質のギターポップバンドと一線を画するのは、その誠実なメロディの中にある一瞬の陰りのようなものではないかと思います。もともとレミオロメンの「レ」をRadioheadのレから、とったというくらいですから、あーいった人間の闇や苦悩をテーマにした音楽にもシンパシーを感じる人たちなのでしょう。

それが、彼らの曲に一瞬だけ現れるんですね。予測ができないメロディ展開というか。私が彼らを初めて知った「電話」という曲のサビの後半もそういった予測不可能な美メロでしめられています。そんなレミオロメンの「陰」の部分が人にとりついてやまないのかもしれません。

それでも、彼らの本質はやはり誠実なところに他なりません。ボーカル藤巻の紡ぎだす言葉は、等身大であり、誰もが一度は意識したことのある感情であるため、楽曲と聴き手の距離を近づけるのに一役も二役も買っています。新作「HORIZON」でそれが、いい意味でどのくらい裏切られるかを個人的には楽しみにしています。売れたバンドが必ず背負うことになる大衆性との衝突を、どの程度彼ららなりに希釈して音に反映させるのかが今作の一番の見所だと思います。

それでも大ヒット曲「粉雪」や「太陽の下」のような思わず口ずさんでしまう名曲をたくさん聴きたいのも本望ですが。とにかく楽しみな一枚です。ジャパニーズ・ロックの今年の聴きの一枚になることは間違いないでしょう。

P.S.個人的には「ビールとプリン」が今のところの彼らのベストトラックです。





HORIZONHORIZON
レミオロメン


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posted by mas at 22:22| Comment(2) | TrackBack(1) | レミオロメン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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