2005年10月09日

Eric Clapton/Layla(いとしのレイラ)

最近の『NANA』の人気はすごいですね。まだ映画は見ていないのですが、漫画のほうは今のところ全巻読み続けています。あれだけ、人気が出るのも頷ける心を引かれるストーリーですね。現実離れしているようで、すごく親近感を感じるキャラクターや、話の展開が予測できそうで予測できない感じが、読み手の心を引き付けます。社会現象にもなっている『NANA』の影響で、ロックに興味を持つ人が少しでも増えるといいなぁと思っています。

そんな訳で、今日は登場人物の一人の名前にも使われ、物語の中でも何度か登場した「いとしのレイラ」という曲を紹介しましょう。エリック・クラプトンが所属していたCREAMという伝説のバンドの解散後、デレク・アンド・ドミノスというバンドを結成し、つくったアルバムの中に収録されています。

一度は聴いたことがある人が多いのかもしれませんが、印象的なギターのリフで始まる情熱的な曲です。実は、エリック・クラプトンは当時、ザ・ビートルズのジョージ・ハリスンと親交が深かったのですが、クラプトンが何度もジョージの家に通っていく中で、不幸にもジョージの美しい妻を愛するようになってしまったことが、この佳曲がつくられるきっかけとなりました。イントロのリフに熱がこもっているのにもかかわらず、苦悩や葛藤が色濃く感じられるのはそのためです。そして、彼の曲の中でも一、二を争うくらいにボーカルに感情の起伏が見られるのもそのためでしょう。昂揚していいのやら、考えこんでいいのやらわからないままに過ぎていく3分程の演奏の後は、あまりに美しいピアノとギターの交錯がそのまま続きます。一度最初から最後まで通して聴いてみることをおすすめします。ロックの一つの形をはっきりと感じ取ることができますから。

『NANA』もこのようなサイドストーリー的なものを知った上で、読み直してみるとさらにおもしろいかもしれませんね。



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star最初はただ「レイラ」のためだけに
starこのグループが残した唯一にして最高の、心に訴えるロックアルバム
starロック史上最高の名盤の一つ

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posted by mas at 17:44| Comment(2) | TrackBack(1) | Eric Clapton | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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